以前にレビューした「MCS メンズ ランコンプショーツ」(以下、前作)がさらに進化した新作コンプレッションタイツ「2XU メンズライトスピード リアクト コンプレッションショート」(以下、リアクトコンプレッションショーツ)を入手しましたので、特徴と使用感をご紹介します
2XUのコンプレッションショーツについて
MCSは2XUのフラッグシップモデル


MCSは「MUSCLE CONTAINMENT STAMPING」の略で
通常のコンプレッションタイツの着圧に加えタイツの裏地に施されたスタンピングによって
部分的により強度な着圧で筋肉のブレを防いでくれる仕組みのことです。
MCSタイツの基本的な機能については
以前の記事でご紹介した通りなので、そちらをご覧ください。
製品の主な特徴
*Recycled PWX を使用したMCSは、強力かつ軽量で柔軟なコンプレッションを提供。またSDGにも貢献する製品作り。
*大腿四頭筋部分に新デザインのMCS スタンプを配置。
*HeiQ Smart Temp テクノロジーがモイスチャートランスポート機能(温度状況により夏場は気化冷却を促進、寒い時期は水分気化を低減)。
*軽量なボンディングドローストリングウエストバンドでフィット感を調整可能。
*背面には大型メッシュポケットを装備。
*栄養ジェルを簡単に取り出せるサイドポケットを左右共に配置。
*貴重品用の小さな隠しジップポケット。
*フラットロックシームで擦れを軽減。
*2XU ロゴは反射材入り。
2XUオフィシャルサイトより引用
開封しての印象など
一番分かりやすい特徴は進化した収納力
これを言ってしまうと元も子もないんですが
コンプレッションタイツって普通のランパンと比べて
どの程度効果あるんですか?っていわれると、はっきりとした効果の実感って
正直あやふやな部分があると思うんです。
長期的に使い続けてみないと見えてこないところもありますし。
そんな中、このリアクトコンプレッションショーツは誰がみてもわかる改善点が1つあります。
それが、ポケット類の大幅進化です。
前作にもスマホを収納できるポケットはついていたのですが
口が異様に小さくて、しかも背面なので、着用した状態でしまうのが非常に大変でした・・・
(特に最近のスマホは大型化が止まりませんしね・・・)
また、サイドポケットもあるはあるけど、こちらも小さくて、容量としてはやや不足。
フルマラソンの補給食をこれに全て入れられるかというと、ちょっと無理がある感じでした。
それが、この新作からは大幅に進化!
まず、背面の大型ポケットの口が大きく空いて、簡単にスマホをしまえるようになりました。
口が大きいと、落ちる心配もありそうな気がしますが、その点はさすが
中央がしっかりと縫い止められているので、両サイドから入れられるけど
落ちることはないという設計になっています。
次に、サイドのポケットの大容量化です。
シンプルにポケット収納量が増えたことにより、より多くの補給食や貴重品を
これ一枚に収納できるようになりました。
次のマラソンからは他にポーチなどを持たなくても済むかもしれないと思っています。

下がリアクトコンプレッションショーツで、上が前作。ちょっと見づらいが、下は背面のポケットがかなり大きくなっており、入り口も左右に大きく開いているので、スマホや財布などが、ノールックでも入れやすい。前作は首を思い切りひねって入り口みないとなかなか最近の大きいスマホは入れられなかった、、、、
裏地のスタンプが赤くなってわかりやすい
赤くなったからなんだといったところですが
存在が主張されることで、着圧による安心感のプラシーボ効果が増すかもしれないなと
思っています(笑)
この手のアイテムって、結局「これを使ってるからきっと大丈夫!」っていう気持ち面の効果が大きい気がするんですよね。

裏地の写真。赤く示されるようになって、スタンピングの箇所がわかりやすくなった。公式によると、スタンプの箇所が多くなっているそうな、、、、
個人的に黒と赤の組み合わせが好きなので、外から見えるヒモも赤くなっているのが地味ながら嬉しい。
生地も前作とは変更があるらしい
こちらのRunTripさんの動画を拝見すると
どうも外部環境に合わせて体温調整をサポートでき、
さらに着圧も部位によっての緩急がつけられるような工夫が生地に施されているようです。
これはいよいよ完全な進化版ですね!
実際に履いて走ってみました
使用感は前作の良さをそのまま踏襲
コンプレッションタイツの中でもかなり人気のある2XUですので
リアクトコンプレッションショーツもしっかり期待に応えてくれました。
流石の密着感と安心感です。
サイズも前作と同じサイズ感で選んでOK
2XUはオーストラリアのブランドで、サイズ展開もグローバルでJapanFitではないので、
普段のボトムスのサイズ感で選ぶとほぼ間違いなく失敗します。
特にコンプレッションタイツはジャストフィットで使わないと意味がないので
サイズ選びは慎重にいきましょう。
私は177cm,59kgで、普段のボトムスはMもしくはLですが
2XUはSサイズがジャストです。
日本人の多くの方はXSやSでちょうどいいと思います。
リアクトコンプレッションショーツになって、生地が変わったせいか
前より脱ぎ履きしやすくなった気がします。
(単純に私がタイツの着脱に慣れただけかもしれませんが、、、、)
攻めの2XU、守りのCW-X
2XUと双璧をなすランニング用ショーツ、インナーのブランドとしては
ワコール社のCW-Xシリーズがあります。イチロー選手や大谷翔平選手の宣伝でもおなじみです。
この両者を比較した時に、もちろんコンセプトが重なる部分も多いのですが
2XU:筋肉のブレを着圧により抑え、可動をサポートし筋肉の動きを高める
CW-X:テーピング効果で関節のブレを固定により防ぐことで、関節の怪我を予防
このような狙っている効果が違うかなと、思っています。(あくまで個人の見解です)
両方持っている場合は
レースで思いっきり攻めてタイムを出したい時に2XUを
普段の練習で膝や腰の怪我を予防したい方はCW-Xを
切るようにするといい感じなんじゃないかなと、思ってます。
以上、2XU リアクトコンプレッションショーツのレビューでした。
ランニング用タイツの最高峰の一つと言っていい逸品だと思います。
「コレ着とけば間違いない」ものでレースに挑みたい方は、ぜひお手に取ってみてください。

