【シューズレビュー】地面の上を歩け!自分の足を取り戻せ!vivobarefoot”PRIMUS LITE 3.5″レビュー

シューズレビュー

先日の記事でご紹介した「vivobarefoot sapporo」で購入した
“PRIMUS LITE 3.5”

2週間ほど履いたので履いた感想などをお伝えします。

開封・内容物

シューズは丁寧に梱包されており、内部にはしっかりと型崩れ防止用のシューキーパーも入っています。
当たり前と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
海外メーカーだと案外これができていないこともあります。

シューズの外観と特徴

極薄アウトソール・ゼロドロップ

わかりやすくドロップが厚めのシューズと比較してみました。

左がon cloudmonster
右がvivobarefoot PRMIUS LITE です。

アウトソールが極端に薄く、
ドロップも全くないことが
おわかりいただけると思います。

vivobarefootはベアフットの名の通り
クッション性や歩行・走行補助機能を極力省いて
素足に近い感覚で歩けるシューズを数々生み出しているイギリスのメーカーですが
PRIMUS LITEはその中でもベーシックなモデルで一足めにピッタリとのことで
こちらを購入することにしました。

足の”QOL”を買う!


お値段は23,100円(税込)※2025年7月現在

「んー、クッションもドロップもないのにこの値段は高いなぁ。。。」
と思われる方もいらっしゃると思います。私も最初そうでした。

でも、機能性と引き換えに
本来の足自体の機能を取り戻す、いわば

ようなものだと思い、自己投資として履いてみることを決意したんです。

もちろん、分厚いアウトソールやドロップというのは
ランニングでの足へのダメージを軽減したりアーチを守るのに役立ちますし
ドロップは素早い足運びをサポートするためのテクノロジーなので
競技としてのランニングにはとても重要なものです。
しかし、普段の生活からこういった技術に頼り切ってしまうと
本来の足の機能が低下してしまうそうです。

かくいう私も
足のアーチが崩れていることが原因で
後脛骨筋腱炎とそこから派生するシンスプリントに
今まさに悩まされている最中ですので
そういったこともあって、生まれた時の足を取り戻したい
という思いからvivobarefootの購入に至ったんです。

実際に履いてみた感想

フィッティング

職場に行く時にビジネスカジュアルの服装に合わせても違和感がないように、色はオールブラックを選びました。
サイズは43E
通常のサイズはJP27.5ですので
サイジングの参考にしていただければと思います。
※怪我のためテーピングが見えてます。お見苦しくてすみません。。。

こういうガボッとしたパンツでも、ビジネスカジュアルよりのピシッとしたパンツでも、特に違和感なく着用できます。
足首周りがスッキリしてるところも気に入ってます。

ファーストインプレッション

早速履いて、外に出た時の印象は

でした(笑)。

極薄のアウトソールの影響で、地面を踏んだ時の反動がダイレクトに足裏に伝わります。
特に踵部分がここまで薄く作られているシューズはほとんどないので
普通の靴と同じ感覚で踏み込むと、踵にガツン!ときます。
今まで踏んでたのは地面じゃなくて靴のソールだったんだなーと思いました。

onさんが「雲の上を歩くような」シューズを謳って人気を博しておりますが
vivobarefootさんは「地面の上を歩く」シューズです。
当たり前ではあるんですが、でもこれ、言い得て妙じゃないかな〜と思ってます。

2キロのウォーキングで足ヘトヘト

初めてこのシューズを履いた時は、約2キロのウォーキングをしたんですが
それだけで足裏とふくらはぎに確かな疲労感が感じられました。
私、これでもフルマラソン何回も完走しているランナーなので
足にはそこそこ自信があるんですが、それでもたった2キロのウォーキングでこれです。
以下に今までランニングシューズの恩恵に預かっていたのか、
温室ぬくぬくランナーだったのかを痛感いたしました(笑)
onさん、HOKAさん、NIKEさんありがとう。。。。

地面との設置部分、母指球と踵周辺に明らかに負荷がかかっていて
逆に土踏まずにはほとんど疲れが感じられないような
明らかに普通のシューズで歩いている時と違う感覚が得られました。

通勤ウォークに履いてみた

何回か散歩に履いてみて、少し足も慣れてきたので
仕事の日に丸一日履き続けてみました。

朝:出勤

自宅から職場までは約3kmの道のりです。だいたい30分くらいかかります。
靴と関係なくて恐縮ですが、通勤経路には北海道大学のキャンパスを通るのですが
これがまた自然に満ちていて、天気が良い日は最高に気持ちがいいです。
これに慣れちゃうと混雑するバスや電車で通勤なんてしたくなくなっちゃうんですよね〜

シューズのアウトソールが薄いおかげで
一歩一歩、地面からのフィードバックが得られます。
ものすごく小さい小石の1個1個や、マンホールの凹凸なんかも
足裏でしっかり捉えることができて

というフィーリングで通勤することができました。

日中:オフィス業務

デスクワークなので、日中はそこまで歩くことは多くありません。
ただ、このシューズはアッパーからアウトソールまで、グニャグニャ全方向に曲がるくらい柔軟に作られているので、足への圧迫感がまるでありません。
なので、静止している間も、裸足のように(はちょっと言い過ぎですが)ストレスレスに過ごすことができます。
そして、たまに立ち上がって歩くと

「あ、そういや履いてたんだったな」

と思い出すのでした(笑)

夜:業後〜帰宅

1日仕事を頑張って、さあお腹も減った!帰宅!の時間です。

帰りも朝と同じく2.5kmの道のりを帰ります。
ただ、帰りは北海道大学は通らず、市街地を歩きます。
市街地はアスファルトで埋め尽くされていますが
同じアスファルトでも、地面にはそこそこで性格があるんだなぁと
このシューズを履いたおかげで気づくことができました。

1日トータルすると約11キロ、12000歩ほど歩いていました。
家に着いた後は、足裏やふくらはぎにいつもとは明らかに違う疲れを感じましたが
この疲れがまた心地よい。

2週間履いてみた感想

少しずつ、本当に少しずつですが、足が本来の姿を取り戻していっている気がしています。

ただ、使ってみようと思った方は
最初のうちは無理に長い距離や時間を履き過ぎないように
注意されたほうがいいかもしれません。
心地よいとはいえ、慣れない動きをしていることには変わりないので。

あとは、ランニングへの導入も慎重にされたほうがいいと思います。
これはショップの方も仰っていましたが、
クッションが皆無のシューズなので、いきなり10キロ20キロ走ってしまうと
足底筋膜炎を招きかねないそうです。気をつけましょう!
慣れれば全然走ってもOKだそうです。

2週間で完全にvivobarefootのファンになってしまって、
トレラン&登山靴の購入を考えてしまっています(笑)
本日vivobarefoot sapproを再訪し、2足めの物色のついでに
歩くのが楽しくて仕方なくなりましたとスタッフの方にお伝えしたら
とても喜んでいただけました。

今後も、履き続けていきますので
私の足に何か変化がありましたら、速報でお伝えします。乞うご期待!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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