最高の皮膚保護クリーム、見つけちゃいました!
スポーツ用保護クリーム「テングバーム」をご紹介します。
この記事でわかること
ランニングには肌トラブルがつきもの
足裏のマメ
個人的にランニングの肌トラブルで一番嫌なのがこれ。
足裏のマメは、怪我に比べると治るのにそんなに時間かからないので
ダメージとしては低いのかもしれませんが
その日はとにかく足裏が痛いし、不快になります。
そして、痛いのをどうしても避けようとするので、フォームが崩れて他の箇所の怪我にもつながってしまいます。
マメができる原理について調べてみたところ
マメができる原理は、主に皮膚への反復的な摩擦や圧力が原因で生じるものだそうです。
要するに摩擦で起こる火傷のようなものと解釈できます。
なるほど確かに、火傷でもマメみたいに水膨れになりますもんね。
ランニングにおいては、足が地面との摩擦で火傷状態になり、それが次第に水膨れになったものが、マメとして痛みを引き起こすということですね。
足のつま先のマメ・水膨れ・黒爪
爪のトラブルはマラソンを走るランナーなら誰しも通る道だと思うんです。
爪もどうしてもソックスやシューズとの摩擦を受けやすい箇所で
しっかり対策しないと深刻なダメージをうけてしまいます。
場合によっては爪がマメで浮いてしまって、剥がれちゃったりもします。
胸の衣擦れ
たまにマラソンのゴール地点で、シャツの胸の部分が血で滲んでいるランナーを見かけることがあります。想像しただけで鳥肌がたちます。
胸対策としては、私は基本的に長距離ランの時はニップレスや絆創膏を貼っているので、主な対策はそちらになりますが、摩擦を減らすという意味ではワセリンやバームを塗るのも非常に有効な手立てだと思います。
股関節の衣擦れ
これはボトムスにタイツを履いたり、インナー付きのランニングパンツを履く方に多いと思います。
これやっちゃうとラン後のお風呂で染みるんですよね。。。
私は最近のレースはタイツを履いて出る様になりましたが、タイツの下にインナーのパンツを履いているので、そこまで深刻な股ずれはないんですが、それでも対策をすることで、よりダメージを少なくすることができます。
足が大変なことになった2024年洞爺湖マラソン
私の足のトラブルの思い出の最たるものは、2024年5月のANA洞爺湖マラソンです。
25kmを過ぎたあたりから、足の親指の先が痛みだし
35kmを過ぎた時にはまともに親指で着地できない様な激痛を感じながら走っていました。
しかも両足!
明らかに異変があることはわかっていながらも、なんとかかんとかゴールにたどりいたんですが
しばらく怖くてソックスが脱げませんでした。。。。
着替える際に意を決してソックスを脱いでみると
水膨れで通常の2倍くらいに膨れ上がった親指の変わり果てた姿が。(写真取っておけばよかった)
爪も水膨れの上に浮かんでかろうじてくっついてるだけといった感じでした。
その後しばらくして、浮いた爪の下に新しい爪が生えてきて、元の爪はポロッと取れました。
人体の神秘を感じると同時に、事前の足へのケアが不十分だったなと反省もしました。
苦行に耐えてくれてありがとう、我が指よ。。。といったエピソードです。
スペック

ちょっと怪しげなパッケージではありますよね(笑)
初めてみた時の感想は
「なんで天狗?👺」
でした。
もしかしたら、MADE IN JAPANを印象付けたくてこのネーミングなのかもしれません。
- 容量:100ml
- 価格:¥3,300〜3,500円(税込)
裏側にはしっかりと特徴や使用法の記載があります。
【テングバームの特徴】

しっかりと「スポーツ用」と書かれていることにまず安心感があります。
また、持続時間が7~8時間と書かれていて非常に長い!
これだけ持ってくれれば、フルマラソンは最初に塗っておくだけで余裕で最後まで護ってくれそうです。
価格はお店によって違いますが大体3,300〜3,500円(税込)
ワセリンの代わりと考えるとちょっとお値段は張りますね。
皮膚保護クリーム テングバーム 100ml [TENGU BALM テングバーム] 股ずれ マメ 天狗バーム
使用感
ワセリンとの違いはその圧倒的なサラサラ感!

手に取ってみると、一瞬でわかるそのサラサラ感に驚きます。本当によく肌に馴染む。香りも爽やかで主張があまりない香りなので、塗り込んだ後は特に手を洗いたくなる様なこともないレベルです。
え、でも油膜でベタつくから保湿されるんじゃないの?サラサラじゃダメじゃん?
そう思いますよね。私もそうでした。
ところが不思議なことにサラサラな状態でもしっかりと肌に染み込んだ保湿成分のおかげで、保湿が持続するんです。
反省を踏まえての2025年洞爺湖マラソン
先日のANA洞爺湖マラソン2025(大会のレビューはこちら)は
そんな反省を踏まえて、しっかりとテングバームを塗りこんで挑みました。
足全体、特に足裏とつま先には念入りに塗り込み
胸や首、股にも軽く塗りました。
結果として(足の怪我とかの問題はともかく)
自己ベストのサブ3達成する追い込み具合にも関わらず
スキントラブルは皆無。42キロ走ったとは思えない綺麗な足でした(笑)
使い方
パッケージ裏に詳しい説明が書いてあるので安心です。

【私の使い方】
- 塗る場所を洗う(基本シャワー後に塗ります)
- しっかり拭いて乾かす
- 塗る!しっかり塗る!
塗る量はそんなにベタベタに塗る必要はないです。
フルマラソン出走時、片足にせいぜい手の人差し指第一関節までチューブで出すくらいの量で十分保護してくれました!
価格を踏まえた上手な使い方
先にも述べましたが、価格(¥3,500〜¥3,800)がちょっと高いので
普段からバンバン使うのには(少なくとも私は)抵抗があります。
私的にテングバームは
レース等、ここぞというところで投入したい一軍メンバー
的な位置付けになってます。
お金に糸目はつけないからとにかく常にいいものを!
という方でなければ、私、シュンは次の様な使い方を提案します。
まとめ
以上、ランニングのスキントラブルの強い味方「テングバーム」のご紹介でした。
怪我と違ってスキントラブルはしっかり対策すれば防ぎやすいトラブルです。
あとで後悔しないように、準備をバッチリして、快適なランニングライフを!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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